ビル・ゲイツ絶賛!「厳しい年だからこそ、読むべき5冊」に選出とのことで流石に内容が濃いです。AGI時代に入ると考えられる現在、人工知能からの社会変革のインパクトに向けて読んでおくと役立つ事間違いなしです。
人間とコンピューター(AI)の対決について
1.コンピューター 対 人(天才)
2.凡人とコンピューターのチーム 対 天才
3.凡人とコンピューターの複数チーム 対 天才とコンピューターチーム
と結果や実際に行われたチェスの試合での実験について書いてあります。
この研究を知ったおかげで私は、この先5年、10年、人間がAIとどう向き合うべきか、 また事業やビジネスにおいてどのように関わって行くべきかについての深い洞察を得る事が出来ました。
この本が出版されたのが2020年ですが、OpenAIなどのChatGPTでLLMの驚異的な知能向上を経た今だからこそ、 今後の生き方や事業構想などのビジネス面からキャリア、教育分野で幅広く展開できる内容が詰まっていました。
ここにそのヒントを詳細に書くことはしませんが、興味のある方は、是非手に取って読んでみてください。 もしくは私にコンタクトをとって直接聞いてみてください。
RANGE(レンジ)知識の幅の広さの有用性とは?
タイトルの通り、RANGE(レンジ)知識の幅の広さが、今の時代にどう有用か?という事が全部の章にわたって書いてあります。
その中でも、本のタイトルに書いてある「RANGE:知識の幅」そのものの重要性や有用性について述べてい点ですが、 受験勉強などでのパターンを解いていく学習スタイルではなく、遅咲きになるが、そして、たとえ間違えても自分で思考することが、後にパターン的な学習で試験をパスをする人よりも高い生産性や高い年収をもたらすというリサーチの結果やそのロジックが書かれています。
このことは、これから迎えるであろうAIがパターン的な仕事(認知的)を人間よりも楽にこなしてしまう時代に、どのような教育やキャリアを選択してくことが良いのかどの重要な示唆がなされています。
全12章で構成されているこの本は、ページボリュームは若干あり、著者の含蓄の高さを感じられます。
丁寧に読めば、書かれている事の裏に多くの文化や科学的な見識があることに気づかされます。
読者側にある程度のリテラシーが求められる本ではありますが。
さらっと読んでみるだけでも、ヒントになる事は多いと思います。
オススメです。
是非手に取ってみてください。
Amazon:RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる